精神的なストレス、病状が口臭の原因となる?

精神的なストレス、病状が口臭の原因となる?

口臭というのは通常、何らかの原因で口内で臭いの元となる成分が作られることによって発生していますが、実際には口内に臭いの元が発生しておらず、それどころか実際には何の臭いもしていないにも関わらず、本人にとっては口臭が発生していると思ってしまう症状が存在します。この心因性の口臭のことを自臭症、自己臭症などと言います。

 

自臭症は妄想性の精神疾患の一つです。自臭症患者は嗅覚に幻覚が生じており、実際に臭いがしないにもかかわらず、本人にとっては実際に悪臭を感じています。

 

これは非常に奇妙なことに思えるかもしれませんが、鼻で感じた臭いも結局は脳で処理されるため、脳に異常が生じる妄想性疾患では実際とは違う情報を脳が得てしまうことはよくあることです。

 

この、本人は確かに悪臭を感じていると言う点が非常に面倒な点で、いくら口臭なんてしないと説得しても聞き入れられないことがほとんどです。そしてそのまま放置すれば思い悩んで自殺と言う最悪の結末を迎えることも少なくありません。

 

自臭症は妄想性の精神疾患ゆえ、妄想を消すために薬を飲む必要があります。妄想を解決しないまま自臭症は直せませんので、精神科医を訪れ薬を処方してもらわないことには治療が開始されません。

 

精神病というとご家族はストレスを解消しようとか、自然の多い実家に帰って療養などと考えがちですが、悪化しないうちに病院へ行き薬を出してもらう以外に改善策はないことを、しっかりと把握すべきです。

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